WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は2024年9月20日金曜日、毎年6億件の食中毒と42万人の死を引き起こしている安全でない食品と闘う上での食品規制当局の重要な役割を強調した。
デリーで開かれた第2回世界食品規制者サミットへのビデオメッセージで、ゲブレイェソス氏は「気候変動、人口増加、新技術、グローバル化、工業化により、我々の食料システムはますます大きな課題に直面している」と述べた。同氏は、安全でない食品による死亡者の70%は5歳未満の子供であると述べた。
「食品規制当局は、こうした世界的な課題に取り組む上で重要な役割を担っている」とWHO事務局長は述べ、300万人以上が栄養のある食事を摂れない状況にあることから、協調的な取り組みの必要性を強調した。
ゲブレイェソス氏は、食料システムが国境や大陸を越えるため、すべての人にとって安全で入手可能な食料を確保するには協力が不可欠であると強調した。
このイベントには、連邦保健大臣JP・ナダ氏、食糧大臣プララド・ジョシ氏、保健長官兼インド食品安全基準局(FSSA)議長アプルヴァ・チャンドラ氏、コーデックス議長スティーブ・ウェアン氏、FSSAI CEO G・カマラ・ヴァルダナ・ラオ氏が出席した。
公開済み – 2024 年 9 月 20 日午後 3 時 28 分(IST)