政治風刺画、「本当の」政策、そして公共サービスの考え方について

BAGEHOTによる

ブレグジットのパラドックスは日増しに増大している。ブレグジットは英国が自らの運命を再びコントロールできるようにするはずだった。今週、英国首相はブリュッセルの窓のない部屋に座っていたが、その間、27のヨーロッパ諸国が議会で英国の将来について議論していた（ただし、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長は、彼女に最新情報を伝えるため、会議の途中で席をはずした）。ブレグジットは議会の主権を回復するはずだった。今週、英国首相は、昔の扇動家の言葉を借りて、国会議員らが「国民の意思」を執行していないと叱責した。ブレグジットは、政治家らにその殻から抜け出して、国の残りの部分を再発見させるはずだった。政治家らは、ジャーナリストも政治家も、かつてないほど自分のことばかり考えている。もっと書きたいが、大体のところは分かってもらえると思う…。