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ソーシャルメディアに拒絶された出版社は、WhatsAppで読者を追いかけるようになった

WhatsApp | 代表画像 4分で読める 最終更新日: 2024年9月24日 | 午後11時31分 IST 多くのデジタルニュース出版社は必死に救命いかだを探している。ニュースサイトへのトラフィックは急激に減少し、クリックによって生み出される広告収入も減少している。その一因は、グーグルとフェイスブックが自社のプラットフォーム上でニュースを目立たなくすることに決めたためだ。 現在、いくつかの出版物は、世界で最も人気のあるメッセージングアプリであるWhatsAppに希望の光を見出した。 昨年末、このアプリはWhatsAppチャンネルを導入した。これは、パブリッシャーがフォロワーに直接リンクや見出しを送信できる、一種の一方向放送システムだ。多くのメディアが、読者を引き込み、主に米国外の読者と直接関係を築く方法としてこれを利用している。 「実際、これはXよりも大きなトラフィック源となっている」とテレムンドのニュース部門ノティシアス・テレムンドのデジタルニュース担当シニアディレクター、マルタ・プラネルズ氏は語った。 プラネルズ氏によると、WhatsAppのノティシアス・テレムンドチャンネルは最初の2週間だけで3万人以上のフォロワーを獲得し、現在では82万人以上のフォロワーがいるという。同ニュースメディアは、現地の記者による短い動画やニューストピックに関するアンケートなど、チャンネル用に独自のコンテンツを頻繁に作成している。 「WhatsAppはヒスパニック系の人々にとって大きなコミュニティーです。特に米国外にいる家族や友人と話すためのプラットフォームなのです」と彼女は語った。このアプリを所有するメタ社によると、20億人のユーザーのうち約19億人が米国外に住んでいるという。...